BRAND STORY

イギリスで一杯のティーに人生を救われたことがキッカケで、ティー専門スタイリストになった日本人女性が、インドやスリランカの茶園まで行って来たのに、理想を求めて辿り着いたのは、日本の上質なオーガニック茶農園でした。

創立までのストーリー

転機#1 人生を変えるティーブレイクとの出会い

2011年イギリスで暮らしていた頃、私は毎日努力を惜しまず勉強をしていたのに、自分に自信が持てず、いつも不安を感じていました。訳もなくよくひどい気分になり、苦しくてつらくなっていました。

そんな時、土地柄もあり自然に生活によりそい始めた「紅茶」の存在によって私は救われたのです。飲むとなぜか心が落ち着き、元気と活力が湧いてきました。

以前は「何をしても頑張ってもまだダメだ。自信を持ちたい。自分を変えたい。」と思っていました。

しかし「自分を少しでも褒めてあげよう」こんな気持ちが、お茶を飲むことで体の内側から湧き上がってきたのでした。忙しくしている時もティーを飲めば「ふぅ~」と自分を見つめ直せました。


どうして?と疑問を抱き勉強をし始めると、それらを裏付けるような”成分”がお茶には含まれていたのです。

だから「1杯のティーで人生が変わる」を信じ、お茶の新しい価値の創造をし、 あらゆる人生の岐路に立つ人々のお役に立ちたいと活動を始めました。

転機#2 アレルギー肌にも感謝

帰国後、忙しく働く日々の中で飲食生活は荒れ、アレルギー肌を発症しました。
上半身と顔まで広がる炎症はひどく、外出も控えるほどでした。

それが「オーガニックや無添加」を意識するキッカケとなりました。
食べ物、飲み物、肌につける化粧品や衣類、運動を取り入れるなど生活習慣の見直しを行い、そのお陰で年々肌は回復していくばかりか、気分も向上するなど様々な恩恵を受けました。

お茶は茶葉を洗ってから加工することができないので、余計に残留農薬などが気になるところです。オーガニックティーを毎日愛飲するようになり、すっかりお肌の状態もよくなりました。

病気や事故でもよく言われますが「悪いことは起こってみないと分からない・気をつけようと思えない」のが普通だと思います。だからこそ起こったこと全てに意味があるのだと感じました。「自分を大切にすること」の意味を学び、皆さんにも同じだと思いました。

転機#3 たどり着いた素晴らしい茶園

自分でも飲みたい。大切な人にも飲ませたい。そう思えるこだわったお茶を現地に直接出向いて探すため、紅茶の生産上位国であるインドやスリランカの有機茶園を訪れました。


日本に住んでいると考えられないほどのひどい大気汚染や口に入れることも危ない水、激しい貧富の差を目の当たりにしました。その中でも正しいと思う事をしようと選択をした人たちに出会えたのは、私の宝物です。

実際に茶園で働く人々と触れ合い、たくさん話すことでオーガニック栽培をする意義や、正統な対価を支払う大切さを感じ、学ぶことができました。

しかし私が最高にやさしいティーと出会うためにたどり着いたのは、日本の九州にある電波も届かない山奥の茶園でした。
そこでお茶を一口飲んだ瞬間に、突風が顔中に吹き、そのお茶が育った茶園の景色がビジョンとして見えたのです。美味しいお茶を飲むと高揚して昇天するような気持ちになりますが、このような体験をしたのは初めてでした。

肥料さえクレーンで自社調合するというこだわり、収穫した茶葉をすぐそばの自社工場で加工するという一貫性、生産者さんの誠実な想い。感動しました。

hydralyogatea organic Japanese mountain tea

自分を大切にしたり、自分を認めてあげられるような、ささやかな時間を提供できるお茶だと感じました。そんな茶農家さんと協力し合ってみなさまに上質なオーガニックティーをお届けできることは最上の喜びです。

国内では約2%の茶農園がオーガニックで栽培を行っています。私自身もその小さな数字にとても驚かされましたが、日本の害虫が発生しやすい気候やコストのかかり方では、どこか納得のいく数字でもあります。

しかし自然に、動物に、昆虫に、生産者に、飲む人にとってやさしいお茶作りを増やしていくには、お客様の理解を広げてまず選んで頂くことが大切だと思います。

このやさしさの輪を日本のティーブランドとして日本中、そして世界中のたくさんの人たちに届けようと決意し、今に至ります。

毎日「自分を大切にする」「自分を高める」ティーブレイクをどうぞ。

山がまるごとオーガニックの環境で育ちました。

日本ではたった2%ちょっとの茶農園だけがオーガニック栽培を行っています。この貴重なお茶をお届けすることで、皆様により健康的で豊かな人生を送って頂けると信じています。