ハロウィン間近!ゾッとする「ニセ茶」の話?!

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ティーがイギリスへ渡ったばかりの時代では、茶葉が高価過ぎて階級の高い人たちしか飲めませんでした。

そんな時にみんな「ティーが飲みたくてしょうがない!」という状態になり、希少なティーを巡ってあらゆる事件が起こりました。

ブラックマーケットと呼ばれる闇市で、英国ほどお茶への税が重くなかったオランダやフランスから密輸をして販売したり。それ以上に驚くのは「ニセモノの茶葉」が出回ったことです。あまり知られていないそのゾッとする内容を、ハロウィンスペシャルでご紹介したいと思います。

紅葉しはじめた秋の日、ハイドラルの禅ティーと。

紅葉しはじめた秋の日、ハイドラルの禅ティーと。

まず量のカサ増しをするために、違う植物の葉を乾燥させたものを混ぜたというもの。このくらいであれば皆さんの想像の範囲内かと思います。しかしもっと恐ろしいのはこれから。すでに誰かの使用済みの茶葉を買い、それをベースにニセ茶を作っていました。これはあくまで推測ですが、裕福な貴族の邸宅でティーは楽しまれ、その茶ガラを捨てる役目の召使いが、少しのお小遣い稼ぎに外部に売っていたと考えられます。

そして使用済みのベース茶葉には、元の色に近づけるためにあらゆるものを混ぜていました。それは…銅(鉄を含む硫酸塩)、羊のフン、糖蜜、泥などです!恐ろしい~!こんなものを飲んだら完全に毒かと思います。羊のフンはお湯をいれたときにキレイな緑色が出るらしいと以前イギリス人ティー専門家の方が言っていたのを聞いたことがあります。当時まだティーを飲んだことがない人がやっと手に入れたこのニセ茶を飲んで、お茶ってこんな味なんだ~と思ったに違いありません。

すぐにイギリス政府は「ニセ茶」に対して、とても高い罰金を設け事態の収拾に努めました。現代はこんな恐ろしいティーは出回っていませんが、今の問題は昔無かった「残留化学農薬」などでしょうか。地球とカラダにも美味しいお茶を飲みましょう。

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